
電子黒板のメリットとは?
電子黒板の導入で得られるメリットは様々です。例えば「動画や写真を映し出すことでわかりやすい資料や教材を活用することができる」こと、「会議や授業の効率化」、「全員参加型による意識の向上」が得られることです。
メリット1.内容がわかりやすい
カラーで映像や写真、グラフなどを表示でき、明るく大きな画面で見やすいために理解が深まります。そのため不明点や質問事項の削減につながり、会議や授業を今まで以上にスムーズに行うことができます。
メリット2.会議や授業の効率化
ホワイトボードや黒板に記入したり、プロジェクターの準備が必要なく、準備時間や片付けに要する時間を減らすことができます。データのシェアができるので、紙媒体にプリントアウトして配布する必要がなく、会議や授業の効率化につながります。
クラスごとに同じ内容の授業をする場合などは特に有効で、毎回同じ内容を黒板に記入する必要がなくなります。
メリット3.参加意識の向上
今までのように一方的な発表や講義を聞くだけではなく、タッチパネルを操作したり、個人のデバイスを共有したりとスタッフや生徒が一緒に操作をすることで参加意識が高まります。そのため活発な意見交換や交流が生まれます。
メリット4.消耗品が不要、室内を清潔に保てる
電子黒板を使用することでチョークやマーカーなどの消耗品が必要なくなります。そのため資源の節約につながります。また、チョークの粉やマーカーのインクを掃除する必要がなく、適時画面を拭き掃除するだけで周りを清潔に保てます。
電子黒板のデメリット
電子黒板の導入でたくさんのメリットがありますが、逆にデメリットも考えておかないといけません。導入にあたって総合的に判断することが大切です。主なデメリットとすれば「初期導入コストがかかる」こと、「機器的な不具合が生じる可能性がある」こと、「使いこなすにはある程度の知識と慣れが必要」なことです。
デメリット1.初期導入コストがかかる
電子黒板を導入する懸念として一番大きいのが初期導入コストでしょう。画面の大きさや仕様にもよりますが、最低でも数十万円は費用がかかってしまいます。予算に合わせて画面の大きさを選んでしまうと、適切な効果が得られない場合があります(後ろの方の人は画面が見えにくいなど)。
適切な大きさのものが予算的に難しい場合には無理に導入するのではなく、予算が確保できてから検討することをおすすめします。
デメリット2.機器的な不具合が生じる可能性がある
電子黒板は電子機器である以上、不具合が生じる可能性を否定できません。機器の故障やシステム異常、通信エラーなどで会議や授業がストップしてしまう恐れがあります。黒板やホワイトボードを完全に撤去するのではなく、非常時のためにバックヤードにストックしておくのもひとつの方法です。
接続デバイスや通信機能(Wi-Fiやルーター)に原因が生じることもあるので、定期的に正しく使用できるかチェックしておくとよいでしょう。
デメリット3.使いこなすにはある程度の知識と慣れが必要
電子黒板は簡単に言うと大画面タブレットのようなものです。日頃からスマートフォンやタブレットを使用する人なら直ぐに使いこなすことができます。しかし、不慣れな方にとってはある程度の慣れや使い方の学習が必要になります。初期段階で使いこなす自信がない場合には、しばらく黒板やホワイトボードと電子黒板を併用するのがよいでしょう。
デメリット4.保管場所の確保
電子黒板を使用しない時にどこに保管しておくかも重要なポイントです。室内に保管する場合はカバーをかけるなどして、画面損傷が起きないようにしましょう。
電子黒板は段階的に導入するのが効果的
すでに電子黒板を利用していて、その利便性や操作性を理解されている方はよいのですが、初めて導入を検討される方には段階的に導入されることをおすすめします。まずは1台使用してみて、費用対効果や、きちんと使いこなせるかどうかを検証します。
弊社から電子黒板を購入いただく企業様や教育機関様の多くも、初期段階ではテスト用として導入され、使用感を確かめた上で必要な場合に増台をいただいています。また、いきなりのご購入が不安な場合にはデモンストレーションも行っっています。ご希望の場合にはお気軽にお問い合わせください。