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電子黒板はデジタルサイネージとしても活用できる?

電子黒板を会議や授業で使わない時に…

電子黒板は会議や授業を効果的に行うために開発されたツールです。ただ、会議や授業で使わない日もあることでしょう。そのような場合にはデジタルサイネージとして、情報提供やPRを行うとより一層の効果が期待できます。

電子黒板はデジタルサイネージとしても利用できるの?

電子黒板はデジタルサイネージとしても利用できます。ただし、一般的なデジタルサイネージディスプレイと異なり、横画面で使用することが原則になります。また、室内だと限定的担ってしまうので、デジタルサイネージとしても併用する場合にはキャスター付きのスタンドを利用して、エントランスや休憩所などへ移動させてなるべく人目に触れる場所に置くと良いでしょう。

電子黒板をデジタルサイネージとして利用する方法

電子黒板はAndroidやWindowの小型パソコンを内蔵しています。表示したい映像・画像データを保存しておき、PCのプレイヤーから再生すれば簡単にデジタルサイネージとして利用できます。また、外部デバイスをHDMI接続して映像や画像を流すこともできます。

企業でのデジタルサイネージとしての活用

企業のオフィスで電子黒板を使用しないときは、来客用にウェルカムボードとして利用したり、商品やサービスのPR動画を流すことが有効です。また、電子黒板にはタッチパネル機能が搭載されていますので、専用のタッチコンテンツを作成して誘導型の情報掲示板として置いておくのもよいでしょう。

学校でのデジタルサイネージとしての活用

授業で使わないときは、生徒への注意喚起やイベントの告知を行う方法があります。手洗いやうがいを行い、健康に留意するようなコンテンツを流したり、入学式や卒業式、長期休暇前には休みの間の注意事項などを学生に周知徹底できます。

レクリエーションや部活動にも利用できる

アプリのインストールや外部デバイスと簡単に接続できる電子黒板は、会議や授業、デジタルサイネージの他にも様々な利用方法があります。例えば動画の視聴です。YouTubeや動画のサブスクを大画面で視聴することができるので、休憩時間やランチの時間に息抜きとしていかがでしょうか。

また、学校では部活動でも利用できます。サッカーの戦術を大画面で映し出したり、eスポーツをするための画面として利用できます。学園祭や卒業式の式辞にも活用できるでしょう。

電子黒板をデジタルサイネージとして使用するのはサブ的に

前述のように電子黒板の主たる目的は「会議や授業での使用」です。そのため、デジタルサイネージのみの使用として導入することはおすすめしません。あくまで会議や授業に使用しないとき、サブ的に利用するようにしましょう。

その理由としてデジタルサイネージは、基本的に一方的な情報提供に使われることが多いので、多くの場合はタッチパネルを必要としません。タッチパネルを使わないデジタルさいねーじとして使用する場合には必要のない機能になり、その分導入コストが高くなってしまうからです。

また、デジタルサイネージディスプレイは興味のない人にも注目してもらえるように、なるべく明るい画面を採用するようになっています。電子黒板もそれなりの明るさはありますが、通常のデジタルサイネージディスプレイとは異なり、凝視されることを前提に製造されています。そのため一般的なテレビやPCモニターと同等の明るさになっています。常時デジタルサイネージとして使用するには若干明るさが足りません。